オーナー / GM 挨拶Golden Wolves Fukuoka
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釣りで勝負したい!
- OWNER
- 泉 可也Izumi Yoshiya
日頃よりウルヴスを応援してくれています皆様、ご支援いただいているスポンサーの皆様!いつも本当にありがとうございます!
さて、泉は右足の手術を諦め、同時にマスターズ出場も難しくなっています。(笑)
ですけど、楽しみな話としては「釣り」です。魚釣り!
大海原で糸を垂れるのは気持ちが良いです、餌を付けていますから結構な確率で釣れます!そして自分で調理して食べる。美味いです!
ですが、隣で山中さんや國分君はルアーをビュンビュン投げてガンガン糸を巻いています。
先輩として「糸を垂れる」という言葉を教えないといけない・・。そう思って「浮き」を眺めています。
農業ですが「花卉栽培」は絶好調です。花は食べられませんが、それはそれで良いのです、花は人生を豊かにしてくれています。
ウルヴスの試合でセレモニー用の花も自社栽培品だったりします。
イチゴは「あまおう」です、先に引退した野口君が頑張っています。もう少しで黒字化するところまで来ています。トモヒデ頑張れ!
ウルヴスOBの徳永君や嶋田君、今年引退した荒木君もニンニク、野菜、お米、などなど頑張って栽培してくれています。
勿論、親方、パートさん、他のウルヴスメンバーも朝早くから頑張ってくれています!皆さん本当に感謝です。
お米の話です、今年は作付けを増やしつつ頑張っています。福岡ではあまり見かけない品種にも挑戦しています。
もともとバイオマス研究の一環でコメ不足と関係なく圃場を増やしています。
今期以降はたまたま、お米が増産というフェーズに入ってきている。そういうことですね。
稲わらはバイオ燃料に、バイオ燃料生産時に発生する有機肥料(酵母)は再度圃場に戻す実験も開始しています。
農業は空気中のCO2を固定するためCO2削減のクレジットを獲得できるように制度を検討中です。
アメリカでは小麦農家にはある程度のクレジットのリターンがある州もあります。早く日本もそうならないかなと思っています。
CO2を回収して水素と反応させて糖を作る研究はゆっくりとしか進んでいません、まだまだ農業や林業、水産業(藻場)
が重要ですね。1次産業万歳!!
子ども食堂です、最近は子供食堂の活動も転機だそうです。本来であれば貧困対策は政府がやるべきで、子ども食堂に頼るべきではない。
貧困ではなくても昼飯を作ることが面倒だから食べに来ている人がいる、大人が食べるのはおかしい!九大生が子ども食堂で宿題の面倒をみると地元の塾需要が圧迫される・・などなど。
色々な問題はありますが、実際に子ども食堂活動に参加するとコメントや批判は気にならなくなります。すくなくとも泉はそうです。
地域の方々やおばあちゃんやおじいちゃんと一緒に昼飯を作って一緒に食べるっていうのは素敵だと思います。
売れ残った悪くなる前の食品を配る、地域の人でやれることをやる。
目の前におなかがすいた子がいたら「一緒に食べよう!」。
こんな感じで緩くで良いと思っているので、面倒な政策論とは切り離してやれること粛々で良い。そう思って頑張りたいです。
ハンドボールの報告です。
2024-2025年シーズンであるところの昨期は3勝です、ウルヴス史上一番勝ちました!
でも、もっと勝って欲しいというお言葉も頂戴しております、特にリーグ終盤は勝てそうで勝てない試合が多かったからでしょうか。
選手やスタッフ皆が忸怩たる思いだったでしょう。そのような中で「もっと勝てるでしょ」とは本当にありがたい激励です。
皆で頑張らないといけません。
さて今期2025-2026年シーズンは外国籍選手4名体制です、日本人GKは2名程度、日本人選手10名の16人がベンチメンバーでしょうか。
国際交流も視野に入れて外国籍選手を増やしています。農業や研究開発・再エネなどの仕事でいいますと「外国籍枠」などは無いです、同じ土俵で競争です。
バスケットボールやサッカーでも枠の問題はありますよね?
世界に通用するハンドボールという言葉どおりなら大型選手に対しても臆することなくプレーできることは重要です。「枠」って必要?とは思いますね。
一方で、日本人が活躍する場所が減らないように「枠」を設定しているのでしょうから、気持ちは理解できます。
昨年通り国内海外の合宿も行います。海外との交流も楽しみです、昨年はブルノ(チェコ)でしたね、国を越えてオーナー同士で話をすることも色々と勉強になります。
こうしたやれる範囲での強化を粛々とやっていきたいと考えています。
福岡で農業をやりつつハンドボールをやっていくのは当然ですが第二ホームタウンは大阪となっていますし、最近は東京の高輪ゲートウェイ駅隣接の駅ビル内にて事務所の一部を借りて活動を開始できるようにいたしました。プチ関東進出!!
ウルヴスの野菜を都内の駅マルシェで販売できそうです、JR東日本様に感謝です。
普段の活動範囲も少しずつ広がってきています。良いことです。
大阪や東京のスポンサー、ファンの皆様の前で良い試合をしたいです、お近くで試合がある時はぜひ足を運んでいただきたいです。
ご存じの通り、ウルヴスはハンドボールだけの組織ではありません。一方で私はハンドボールのプロを否定はしないです。
リーグHもプロ化も今後は一気に進む可能性はありますしね。どういった組織を「プロ」と呼ぶかは色々とあるのでしょうけど。
しかしウルヴスは農業をはじめとした1次産業やバイオマスを使った事業を並行してやっていく組織です。
スポンサーは「仕事をやりつつ選手活動を継続する」ことに対して支援をしてくれています。だからこそ選手はハンドボール以外でも稼ぐ力をつけて欲しいです。
と、同時に負けていい試合はないと思っていますので、試合は全力で頑張って欲しいのです。
こういう組織がリーグHに存在することが良いか悪いか分かりませんが賛否両論あるなかで、ウルヴス自体が「素人集団」などという言われ方もしていることも承知しています。
「ひどい言われようだな」とも思いますが、それでも「素人」と呼ばれつつもプロ集団を倒す日を夢見て「粛々」と頑張りたいです。
農業とハンドボールの両立は大変です、暑い日寒い日、雨や雪が降っても・・。毎日毎日、選手やスタッフは頑張っています。
ファンの皆様には今後とも熱い声援・ご支援をよろしくお願いいたします!
スポンサーの皆様へ
いつもご支援をいただき本当に感謝しております。ここ数年でスポンサー数も増え、支援も拡大しています。
このような中で、農業との両立やバイオ事業への関与を温かく見守っていただき本当にありがたい限りです。
組織の理念に共感いただきご支援をいただけることは本当に心強い限りです。
スポンサー様の「勝つのは嬉しいですけど、その前に良き社会人であって欲しい」との言葉を胸に刻んで頑張りたいと思っています。
今後ともご支援・ご指導をよろしくお願いいたします。選手、スタッフ共々「粛々」と頑張ります!!
ゴールデンウルヴス福岡 オーナー 泉 可也
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「勝てるチームづくりを」
- GM
- 宮山 満Miyayama Mitsuru
ファンの皆さま、スポンサーの皆さま、そして日頃よりチームを支えてくださったすべての関係者の皆さまへ。今シーズンも温かいご声援を賜り、誠にありがとうございました。
今季の我々の戦いは、決して満足のいく結果ではありませんでした。特に前半戦では思うような戦いができず、皆さまのご期待に応えることができなかったことを、心よりお詫び申し上げます。しかし、後半にかけての我々の戦いは、確かな進化の跡を刻んだと信じております。仲間を信じ、牙を研ぎ、最後まであきらめずに戦い抜いた選手たちを、誇りに思います。
今シーズン限りで引退を決意された選手の皆さんには、心より敬意と感謝の意を表します。これまで長きにわたりチームを支え、数々の困難を乗り越えながら、後輩たちに背中で多くを示してくれました。その姿は、チームの誇りであり、かけがえのない財産です。本当にお疲れさまでした。そして、ありがとうございました。
来シーズン、我々は改めて「勝てるチームづくり」に向けて、大きく舵を切ります。特に、外国籍選手の補強を中心に、戦力の再構築を図ります。国際的な経験とフィジカルの強さ、戦術理解に優れた選手たちを迎えることで、チーム全体の底上げと競争力の向上を目指します。勝利に飢えた群れとしての牙をさらに鋭く磨いてまいります。
ファンの皆さまにとって、今季の結果は悔しいものだったと思います。皆さまの声援は、我々にとって何よりの力です。勝っても、負けても、支えてくださったその応援を来季の飛躍のエネルギーに変え、必ずや上位進出を果たせるよう、皆様とともに歓喜の瞬間を分かち合えるよう、フロント・現場一丸となり、全てをかけ挑みます。
どうか、来シーズンも変わらぬ熱いご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ゴールデンウルヴス福岡 GM 宮山 満