GOLDEN WOLVES

チームオーナー / GM 挨拶Golden Wolves Fukuoka

泉 可也

「粛々・・って、難しい!」

OWNER
泉 可也Izumi Yoshiya

ゴールデンウルヴス福岡のオーナーを務めさせていただいております泉可也(いずみ よしや)です。福岡は梅雨入りです。今年前半は雨がほとんど降らなかったので農業用ダムや飲料用のダムの貯水率が大きく下がっていました、ですので梅雨入りは朗報です!

さて、ウルヴスも前身の「フレッサ福岡」時代から10年たちました。長いようで短い10年ではありました。今後の10年はどうなるんでしょうね?「何かをやるにせよ10年間はやってみないとね、粛々とまずは続ける」というのは恩師でもありました「北御門学」(きたみかど まなぶ)先生の弁です。「石の上にも3年とは言いますし3年ではダメですか?」とか言いましたら「3年ではわからんよ」というものでした。北御門先生は農学部の教授(とはいっても専門は微生物)であったわけです。生物の成長の話や固体と群体の話、成長の定義、階層の話、、、今思い出すと色々と議論しつつ導いてくれました。

大腸菌は20分で1回分裂します。1時間で3回分裂です。2×2×2=8。8倍に増えます。では農業や林業は?ですね。お米は1年で1回しか収穫できない(日本ではまれに2期作がある)、イチゴも1回、野菜は春と秋冬がある、2回取れる場合がある。
杉の木は1人前の大きさが高さ15‐20m程度、であるとすると伐採までに20年ほど必要です。トイレットペーパーの原料でもある「ユーカリ」は8年で10mを超えます、伐採は8年周期です。生物種で成長までの時間が色々と違うのは本当に面白いですね。
じゃあ、農業やハンドボールのチームはどうでしょうか?組織という切り口で考えると生物の個体とは違う成長曲線を描くのかもしれないです。農業界という切り口と個人の農家さんでも違いますしね、ハンドボールもハンドボール界というのと個々のチームは違う成長曲線を描くかもしれません。

農業をやっている方々の人数は10年前よりぐっと減っています。2015年は175.7万人ほどでしたが2025年で103.6万人ですね。40%以上も減っているわけです。10年後には農業をやっている若手など絶滅危惧種になっているかもしれません。でもね、国内の食糧安全保障をうたうならば若手の就農は避けられないのです。誰かがご飯を作らないといけない。そしてウルヴスの選手らはその一翼を担っています。今後10年で農家の相当数の方が農業をやめるわけです、でもね、その中で「粛々」と続ける。粛々と言うのは意外に難しいのですけどね。

最近嬉しかったのは農地の委託が増えたことですね。10年続けることで得られた信用というものがあって、それは山中さんや国分さん徳永さん、智秀、その他選手全員、チームスタッフ皆で勝ち取ったものです。まあ、戦績で言うと1勝分ではなくて1000勝分ぐらいはあるのではと思っています。「俺、もはやここまでだが、農地は君たちに託す、数年でやめると思っていたけど10年続いた、凄いね、よく頑張っている」という言葉の重みを感じます。

ハンドボールに関して言いますと、ウルヴスがトップリーグに上がったときは10チームでしたよね。これがどんどん増えて15チームになりましたね。業界の発展、成長は凄いと思っています。この勢いが続くと良いと感じていますし当事者としてどういった貢献ができるか、よく考えていきたいと思う次第です。リーグ運営については課題も多いとは思いますがスタッフ皆、一生懸命です。少しづつ、良くはなっていますので、今年、来年と更に成長出来たらと思っています。

現在の選手たちは不慣れな農業の中で並行してハンドボールをやっていくことの難しさを感じているかもしれませんが、粛々と頑張って、この先にある「何か」を是非つかんでほしいです。「何か?ってなんですか?それ、食べれます?食べ物?」とかは泉には聞くことがないように(笑)、「何か」は人それぞれ、泉には君の「何か」は分からんし。(笑)。でも、選手・スタッフはここ数年は凄い速度で成長してくれています。この選手・スタッフの成長を感じている今、泉は10年後が楽しみで仕方が無いです。ということで、

今年も頑張っていきましょう!!

◇ファンの皆様へ~
勝ちが少なくごめんなさい!、それでも応援をしてくださる皆様には本当に感謝してもしきれません。負けて良い試合などは無いとは思います、選手は一生懸命です、ハンドボールも仕事もです。引き続き暖かい応援をお願いいたします!

◇スポンサーの皆様へ~
毎年、多大なるご支援をいただき、感謝してもしきれません。世間の経営環境が好転する兆しが無い中で若手の支援、地域への支援、業界への支援、ハンドボールの支援・・。皆様の支援の気持ちは分かっているつもりです、泉もですが選手もスタッフも全員が理解しています。今年も全力で頑張っていきますので引き続きよろしくご支援のほどお願い申し上げます。

ゴールデンウルヴス福岡 オーナー 泉 可也

宮山 満

泥にまみれた日々こそ、
未来を強くする。

GM
宮山 満Miyayama Mitsuru

いつもゴールデンウルヴス福岡を応援していただき、本当にありがとうございます!どんな時もチームを支えてくださるスポンサーの皆様、関係者の皆様、そして会場や画面越しから熱いエネルギーを送り続けてくれたファンの皆様、今シーズンも本当に、本当にお疲れ様でした!
今シーズンは「とにかくチーム力を上げて、みんなで狼煙を上げるんだ」って、めちゃくちゃ強い想いで、外国籍選手の採用という大勝負に出ました。世界基準のパワーやスピード、彼らのハンドボールをチームに混ぜ合わせて、何が何でも勝ちにいく。そう意気込んでのぞんだシーズンでした。
……ですが、正直に言わせてください。プロの世界は、そんなに甘くなかった。 ファンの皆さんにたくさんの勝利を届けて、一緒に最高のハイタッチをしたかった。それができなかったことが、悔しくて悔しくてたまりません。この結果をいま、痛いほど重く受け止めています。本当に申し訳ありません。

知ってのとおり、私たちは決して恵まれた環境にいるわけじゃありません。選手たちは昼間、泥にまみれて農業に汗を流し、夜にハンドボールのコートに立つ。そんな「二刀流」の過酷な毎日を戦い抜いています。でも、世界レベルの壁にぶつかりながら必死にもがいた日々は、数字には表れないチームの「とんでもない財産」になりました。

だからこそ、ここで下を向くつもりなんて毛頭ありません。
一気に強くなる魔法なんてない。選手たちが毎日土に触れて学んでいるように、素晴らしい作物は一朝一夕には育ちません。どんなに厳しい気候の日も、毎日毎日、手間暇をかけて、じっくりと手を尽くすからこそ、力強く実を結ぶんです。
チームも全く同じです。これまでどんなに辛い時期も、歯を食いしばってこのチームの土台を支え、耕し続けてくれたベテランたちがいます。彼らが守り抜いてくれた頑丈な土壌があるからこそ、シーズン途中でみせた次代を担う「若い力」が堂々と芽吹くことにつながったと思います。
来期は、このベテランたちが培ってきた「執念の土台」に、外国籍選手から得た「世界水準の経験」、そして「若い力」のすべてを融合させるシーズンにします。

チームが一丸となって、丁寧に、泥臭く「新生ウルヴス」を育て上げていきます。
一段ずつ、踏み締める足取りはどこよりも力強く。新シーズン、私たちは新しい姿で、一歩一歩確実に、最高の収穫(勝利)に向かって登っていきます。
ァンの皆様、スポンサーの皆様、どうかこれからも私たちと共に歩み、全員で進むチームの背中を押し続けてください。来期も熱い熱いご声援を、よろしくお願いいたします!

ゴールデンウルヴス福岡 GM 宮山 満

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