僕らはハンドボールを心から愛しています。そして常に誇りをもってプレイしています。
しかし、現在日本においてハンドボールは非常に認知度の低いマイナースポーツであり、ハンドボールをしながら生計を立てていくのは簡単なことではありません。
ですが、僕らには目標があります。
「日本のハンドボールを、人生を豊かにするひとつの文化として確立させること。そして、沢山の人達の”ココロ”に届くようにすること」です。
僕らがハンドボールだけを一生懸命やっているだけでは決して人々の”ココロ”には届きません。
僕らが、人々の”ココロ”に届く存在になるためには、僕ら自身が魅力的でカッコイイ存在にならなくてはならないと考えています。
そのためには、僕ら一人ひとりがすべての活動・行動に情熱と誇り、責任を持って取り組み、皆さんに共感してもらえるゴールデンウルヴスになること。
そしてハンドボールを生活の一部として確立させることができる健全な流れをつくりだすこと。
最後に、当然ですが試合でよい結果を出すこと!が絶対に必要なことです。
僕たちは、この大きな目標のために常に努力し前進し続けていきます。
是非、ゴールデンウルヴスの応援をよろしくおねがいします!
ゴールデンウルヴスでは、実際にハンドボールでプレイする選手達が農業に取り組み、地域の農業の活性化を行っています。
なんと監督や選手たちが、練習の合間に田畑を耕し、丹精込めて農作物を作り、試合会場や地域のお店などで販売しているのです!
畑で野菜やお米を作って、みんなに喜んでもらう。
そして、農作業の後はハンドボールの練習をして、試合になったら本気で勝ちにいくチーム名のとおり「狼」です。
若手がほとんどいない産業であり、将来の不安とかありますが、仲間たちと過ごせるこの時間がとてもありがたく、明日を楽しみに生きています!
僕たちはよく地域交流などの一環で、小学生にハンドボールを教えたりしています。子供達の笑顔は何にも変えがたいものです。
その子供達をとりまく社会の問題を皆さんはご存知でしょうか?
現在日本では、小中高生のいじめの件数は年々増加を続け、不登校の子どもや暴力行為は過去最多となっています。そして10代の一番多い死因が自殺となっています。
このような事態は、先進国の中で日本だけなんです。
こういった問題に対して、僕たちは何ができるのか?
スポーツだけでなく、本気で農業に関わっている僕たちだからこそできることは、「食」を通じての社会(居場所)づくりではないのかと考えました。
狼食堂は、大人から子どもまで一緒に笑顔で食事ができるみんなの”居場所”なのです。